目次
Ⅰ・茨城県の医学史
①・古河の近代医療を確立した一族は?!
(1)蘭学がはじまりだった?!河口家の医療
(2)玄白よりも早かった!信じて任せよ解剖は!!
(3)古河に種痘導入!信任の孫たちの軌跡・・・
(4)北関東の医療発展に対する執念!
(5)今も語り継がれる古河家
(6)解剖学関連書籍の買取価格一覧
(7)感染症関連書籍の買取価格一覧
②・人生薬ありゃ苦も治る!
(1) 薬草で病苦から救った黄門様!
(2)薬学関連書籍の買取価格一覧
Ⅱ・茨城県の医歯薬系大学
①・医学部なら筑波大!医療系は充実!!
(1)茨城県内の医歯薬系、看護学、その他の医療系大学
(2)受験用のテキスト、参考書、問題集の買取について
Ⅰ・茨城県の医学史
①・古河の近代医療を確立した一族は?!
(1)蘭学がはじまりだった?!河口家の医療
下総国古河藩だった頃の茨城県にて近代医学の礎が確立されたのは、藩医の一族として仕えていた河口家の成果が多いに発揮されたからなのです。河口家の始祖である良庵は、オランダ商館医カスパル・スハンベルゲルより外科医術を伝授されました。彼はオランダ流外科医術を体系化させ、その普及に尽力しました。オランダ流医学を後世まで広めた彼は多くの著書を発表し、現存するものは慶應大学医学部関連の図書として塑像されています。
(2)玄白よりも早かった!信じて任せよ解剖は!!
古河藩に河口家が定着したのは、河口信任の頃です。1736年、唐津藩医の土井家にて生を受けました。1759年に長崎へ医学留学し、外科医・栗崎道意に 入門後、外科の医師免状を取得しました。
しかし、土井利里の転封によって信任は古河藩へと移りました。が、利里が京都所司代に就任したこと信任も京都に在勤し、利里の許可を得て解剖術を行いました。
ちなみに、信任の人体解剖は、かの有名な蘭学医・杉田玄白よりも2年早かったのです。その成果がまとめられた人体解剖記録書「解屍編」が1772年に刊行され、わが国では2番目に出版された解剖専門書なのです。
1779年、利里の死に伴って再び古河藩へ舞い戻り、1811年に亡くなるまで古河に住んだのです。
(3)古河に種痘導入!信任の孫たちの軌跡・・・
信任の孫にあたる信順は1793年に古河藩にて生を受けました。信任没後の翌年に“表医師”となり、1815年に杉田玄白へ入門後、古河藩に帰郷しました。そして、信順は古河藩にいち早く種痘術を導入、実施しました。
1869年、信順亡き後の河口家では信寛が種痘術を受け継ぎ、東京大学の前身に該当する「種痘所・種痘館」の教授を務めつつも天然痘の撲滅に成功しました。が、晩年は古河範医を辞職し、家督を弟の信久に譲渡しました。
(4)北関東の医療発展に対する執念!
信久は医療制度が整わなくとも開業し、コレラなどの伝染病対策及び治療と処置を目的に「種痘所」や「施薬所」を創立しました。さらに、貧しい人のために無償で種痘を行うなど北関東の医療に多大な貢献をもたらし、同時に地域密着型医療の基礎を構築したのです。
(5)今も語り継がれる古河家
古河家で使用された注射器や薬箱などの医療器具をはじめ、信任が刊行した「解屍編」の初版本や解剖時に使用した“解剖刀”など現存する河口家の医療関係資料896点は古河歴史博物館に展示されており、2007年に茨城県の指定有形文化財となりました。
(6)解剖学関連書籍の買取価格一覧
ちなみに、当店では解剖書に買取に力を注いでおります。
『ネッター解剖学アトラス』、『プロメテウス解剖学アトラス』など現役医師から医学生に愛読されている書籍に関しましては、高価買取も可能です!
※ただし、コンディションによっては買取価格も変動しますが、金額は下記のような感じです。
・『ネッター解剖学アトラス 原書第5版』:2500円
・『プロメテウス解剖学アトラス第2版』:3000円
・『グレイ解剖学 原著第2版』:2500円
・『ボディ・ナビゲーション―触ってわかる身体解剖』:1500円
・『人体解剖カラーアトラス 新書第7版』:1500円
茨城県にお住いで上記の書籍をお売りになりたいとお考えのお客様は、あさゆう堂までご連絡ください。
また、その他の解剖学書をお持ちのお客様もお気軽にお問い合わせください。茨城県での医学書買取は、あさゆう堂です!
(7)感染症関連書籍の買取価格一覧
あらゆる感染症に関する専門書籍をピックアップしてみました。もちろん、当店にて感染症に関する専門書の買取も受け付けております。まずは、書籍と買取価格例をご参考下さい。
・『感染症レジデントマニュアル 第2版』:1500円
・『薬学生・薬剤師レジデントのための 感染症学・抗菌薬治療テキスト』:1500円
・『ウイルスと感染症 (別冊ニュートン)』:700円
・『感染症非専門医・薬剤師のための 感染症コンサルテーション』:800円
・『感染症まるごと この一冊』:1200円
茨城県で病院や診療所、クリニックを移転または閉院することで大規模な買取をご希望の場合でもダンボール30箱から50箱以上の手配も可能です。ご不用な医学書がございましたら、あさゆう堂へお問い合わせ願います。
また、「医学書を買取って欲しいけど冊数が多すぎて持ち運びが大変!」だとおっしゃる茨城県にお住いのお客様は、あさゆう堂の宅配買取サービスをご利用ください。
②・人生薬ありゃ苦も治る!
(1) 薬草で病苦から救った黄門様!
“水戸黄門”として誰もが知る徳川光圀が医療に貢献していたことはご存知でしょうか?薬が高価だった頃、「身近な薬草を民間薬として広め、病に苦しみ人々を救う」ことを考えた光圀は、侍医の穂積甫庵に命じて397種にも及ぶ身近な薬草の効果・効能や使用法を記載した手引書を作成させました。
これが、日本初の家庭医学書とも言われる「救民妙薬」であり、改訂を重ねては領民へ広く頒布したことで全国の人々に読まれ、病に苦しむ人々は救われたのです。
ちなみに、「救民妙薬」の原本は、水戸市の常盤神社・義烈館にて展示されております。
(2)薬学関連書籍の買取価格一覧
当店では、薬学に関する専門書籍を喜んで買取らせて頂きます。下記にて薬学関連書籍と買取価格をまとめてみましたので、ぜひご参考下さい。
・『臨床現場で実践する薬学研究のススメ』:500円
・『生薬単 改訂第二版』:1000円
・『わかりやすい薬学系の化学入門』:500円
・『薬物代謝学―医療薬学・医薬品開発の基礎として』:800円
・『新訂 生薬学』:1000円
茨城県にお住まいでお引越しなどの際にご不用になった医学書を処分してほしいとお考えのお客様は、あさゆう堂までお気軽にお問い合わせください!
Ⅱ・茨城県の医歯薬系大学
①・医学部なら筑波大!医療系は充実!!
(1)茨城県内の医歯薬系、看護学、その他の医療系大学
県内で医学を学べる大学と言えば、筑波大学医学群のみです。
その他の医療系学部を擁した大学は充実しております。その内訳は下記の通りです。
【保健医療学部】茨城県立医療大学
【保健科学部】筑波技術大学
【医療保健学部】つくば国際大学
【看護学部】茨城キリスト教大学
また、医療系の専門学校に関しましては、33校とまさに充実しております。
(2)受験用参考書や問題集の買取について
当店では、上記をはじめとする大学の赤本をはじめ、医師国家試験や看護師資格などのテキストや問題集、参考書などあらゆる受験用参考書や問題集も買取らせて頂きます。もちろん、中学・高校・大学受験の参考書や問題集も大丈夫です。
また「FMSメディカルラボ」や「LEC」医師国家試験をはじめとする医療系資格の予備校テキストや問題集、医学部学士編入対策河合塾KALSなどのテキストや問題集も買取可能です。
医学部をご卒業予定の学生様、他の道に進まれたために医学書や参考書、テキスト類がご不用になりましたお客様は、あさゆう堂をご利用ください。栃木県での医学書及び医療関連書の買取につきましては、ぜひ一度お問い合わせください。
当店では和洋問わず様々な医学書をはじめ、学術系の医療書籍、医療資格系の参考書や過去問題集を買取致します。これらの書籍がご不用になりましたら、ぜひ当店をご利用ください。
水戸市、つくば市、古河市、日立市、土浦市からの医学書買取は、あさゆう堂へお問い合わせください。
茨城県での医学書買取は、あさゆう堂にお任せください。
みなさまからのご連絡、心からお待ちしております。