目次
Ⅰ．千葉の医学偉人伝
【医学・医療の歴史に多大な貢献をもたらした名医】
佐倉発の先進医療の先駆者は?!
１・佐倉順天堂の創始者・佐藤泰然
２・近代医学関連書籍の買取一覧
３・穿刺関連書籍の買取一覧
泰然に師事した後に養子になった名医は?!
１・わが国で初の医学雑誌を発刊！佐藤尚中
２・医学雑誌の買取について
Ⅱ．千葉医学のシンボル＝順天堂
①【順天堂記念館伝説】
（１）なぜ史跡に?!
１・記念館が一般公開されるまで
２・外科関連書籍の買取価格一覧
３・小児科関連書籍の買取価格一覧
（２）なるほど！佐倉順天堂の功績
１・西洋医学の実施と教育
２・西洋医学関連書籍の買取価格一覧
Ⅲ．千葉大医学部の歴史
①【その歴史は60年以上】
千葉大医学部のルーツとは?!
１・大学の始まりは病院だった?!
２・受験用参考書・問題集の買取について
・「千葉の医学史」
【医学・医療の歴史に多大な貢献をもたらした名医】
（１）佐倉発の先進医療の先駆者は?!
１・佐倉順天堂の創始者・佐藤泰然
佐藤泰然は、神奈川県川崎市にて生を受けました。1835年に長崎で蘭医学を学んだ後は、江戸の両国薬研堀に「和田塾」を開きました。1843年、佐倉藩主の堀田正睦の招きで佐倉へ移住、診療所兼蘭医学塾「佐倉順天堂」を開設しました。
そして、1851年には国内初の“膀胱穿刺”や“卵巣水腫開腹術”を成功させ、さらに乳がん手術に種痘など蘭医学の先進医療を行いました。彼の治療法は当時としては最高水準を極め、そのおかげで、佐倉藩で流行した天然痘から多くの人々を救うことに成功したのです。
また、治療だけに留まらず、後進の育成にも努めました。全国諸藩より塾生が入門し、「日新の医学、佐倉の林中より生ず」と謳われたのです。明治初期には佐藤尚中、松本良順、関寛斎、佐々木東洋ら将来の医学界を担う人材を輩出させました。
1853年、彼の功績が認められたことによって町医から範医となりましたが、1859年に病気を理由に家督の佐藤尚中に譲って隠居、その3年後には20年に渡って居住した佐倉を離れました。
佐藤泰然についてもっと詳しく知りたい方、彼の業績をより深く理解したい方には、『蘭医佐藤泰然―その生涯とその一族門流』（村上一郎・著、大空社）をおすすめします。
２・近代医学関連書籍の買取一覧
当店では、先進医療や最先端医療にまつわる専門書も買取らせて頂きます！
・『先進医療NAVIGATOR』：買取価格＝700円
・『先進医療NAVIGATORII』：買取価格＝200円
・『先端医療で治す 腰・首・関節・骨折・皮膚 ここまでできた再生医療』：買取価格＝500円
・『シリーズ生命倫理学 第12巻 先端医療』：買取価格＝1000円
・『先端医療の社会学 (世界思想ゼミナール)』：買取価格＝200円
千葉県にお住いで医学書をお売りになりたいお客様は、あさゆう堂にお任せください！
３・穿刺関連書籍の買取価格一覧
また、泰然が成功させた穿刺にスポットを当ててみましたので関連書籍をまとめてみました。
・『穿刺技術向上に役立つ 透析スタッフのためのバスキュラーアクセスガイドブック』：買取価格＝800円
・『LiSAコレクション 中心静脈・動脈穿刺』：買取価格＝1200円
・『ルート確保・血管穿刺「超」入門』：買取価格＝2000円
・『超音波ガイド下中心静脈穿刺法マニュアル』：買取価格＝1000円
・『シャント管理と穿刺技術―見てわかる!すぐ使える!』：買取価格＝1000円
千葉県で病院や診療所、クリニックを移転または閉院などの際の大規模な買取に関しましても、ダンボール30箱以上の手配が可能です！医学書がご不用になりましたら、あさゆう堂へお問い合わせください。
（２）泰然に師事した後に養子になった名医は?!
１・わが国で初の医学雑誌を発刊！佐藤尚中
小見川藩医の山口甫僊の次男として現在の千葉県香取市に生を受けた佐藤尚中。1842年、江戸は四谷の医師・安藤文沢に師事し、蘭方医学を学び、彼のすすめで佐藤泰然主催の「和田塾」に入門しました。
1853年、泰然の養子となった尚中は佐倉藩医になり、6年後には順天堂の二代目堂主になりました。さらにその翌年には長崎へ渡り、オランダ軍医のポンペ・ファン・メーデルフォールトよりオランダ医学を学びました。
帰国後、1867年に「佐倉養成所」を佐倉藩に開設するも翌年には戊辰戦争のために閉鎖するも、さらにその翌年には明治政府からの要請で「大学東校」（東大医学部の前々身にあたる医学校）に勤務し、大博士及び初代校長となりました。
1870年、医師としての腕前を評価された尚中は、明治天皇の侍医長になったのです。そして、1872年、同じく泰然門下だった佐々木東洋らとともにわが国初の私立病院「博愛社」を創立、その翌年には下谷練塀町に順天堂を開院しました。
その３年後には、私立「順天堂医院」を開設し、初代院長に就任しました。これが現在の順天堂大学のルーツなのです。
また、尚中は佐藤進らと順天堂醫事研究会を設立し、医院と研究会を基盤に医師の育成を行っていました。
1874年、アジア人初のベルリン大学医学部卒業生として帰国した進は尚中とともに医事育成を続けつつ、医学情報を全国に発信するべく翌年には、わが国初の医学雑誌『順天堂醫事雑誌』を刊行しました。
1877年まで計８巻に渡って刊行され、1885年から1886年まで会員限定配本として順天堂医事研究会の雑誌『報告』（計39集）が発行された後は1887年に『順天堂医事研究会報告』が官許を受けて市販され、順天堂はこれを通刊第１号としたのです。
それ以後、『順天堂醫事研究会雑誌』、『順天堂医学雑誌』、『順天堂医学』とタイトルを変えて刊行されてきました。そして、創立175周年を迎えた2013年に再び『順天堂醫事雑誌』にタイトル変更し、現在に至っているのです。
２・医学雑誌の買取について
当店では、あらゆる医学・医療向け雑誌の買取も受け付けております。
『プチナース』（照林社）、『Nursing Canvas(ナーシングキャンバス)』（学研マーケティング）、『ナース専科』（エス・エム・エス）などの看護師向け雑誌をはじめ、『救急医学』（へるす出版）、『内科』（南江堂）、『眼科』（金原出版）、『臨床消化器内科』（日本メディカルセンター）などより専門的な分野まで、医学・医療に関する雑誌は、喜んで買い取らせて頂きます。
千葉県在住のお客様でご不用になった医学・医療雑誌をお持ちの方は、ぜひ一度あさゆう堂へご相談ください。
Ⅱ．千葉医学のシンボル＝順天堂
①【順天堂記念館伝説】
（１）なぜ史跡に?!
１・記念館が一般公開されるまで
1858年に建設された建物の一部が現存していたため、これを記念館として今日まで公開されております。ちなみに、現在の順天堂記念館は通りに面した和風の主屋とその南に連続した洋風の付属室からなる木造平屋建て瓦葺きの建物です。
明治初期の佐倉順天堂の頃は、現在の建物以外にも病院棟や院長宅など多くの建物が揃っていました。
旧佐倉順天堂は1975年に県指定の史跡と認定されました。
そして、建物修復と同時に1985年より順天堂記念館として一般公開されたのです。が、建物の老朽化が進んだゆえに1999年より再度修復が施され、2001年10月２日より再公開となりました。
ちなみに、記念館には当時使用されていた医療器具や実験用具、「外科医法」や「小児科書」などの医学書、「種痘証」や「医案書」などの書類、当時の外科手術風景を描いた絵画などが展示されております。
２・外科関連書籍の買取価格一覧
当店では、外科に関する専門書を下記にてそれぞれまとめてみました。
・『消化器外科minimal requirements 実践応用編』：買取価格＝2500円
・『イラストレイテッド外科手術 第3版 縮刷版 』：買取価格＝2500円
・『ひとりでこなす 外科系外来処置ガイド』：買取価格＝2000円
・『形成外科エキスパートたちの基本手術』：買取価格＝3500円
・『これならわかる!脳神経外科ドレーン管理』：買取価格＝500円
あらゆる外科医療専門書の買取に力を注いでおりますので、読まなくなった医学書をお持ちのお客様は、あさゆう堂までご相談ください。
３・小児科関連書籍の買取価格一覧
また、小児科に関する書籍も下記の通りにまとめてみました。
・『標準小児科学 第8版』：買取価格＝1500円
・『小児科当直医マニュアル 改訂第13版』：買取価格＝700円
・『小児科領域の服薬指導Q&A』：買取価格＝1000円
・『国試マニュアル100%小児科』：買取価格＝500円
・『小児の薬の選び方・使い方-小児科医の手の内を公開!』：買取価格＝1500円
千葉にお住いの方で医学書をお売りになりたいけど、持ち運びが大変でしたら、あさゆう堂の宅配買取サービスをご利用ください。
なるほど！佐倉順天堂の功績
１・西洋医学の実施と教育
順天堂の“順天”とは、中国古書で見られる儒教者の常套句で「天の道に順う」の意。泰然は医師としてだけではなく、人間としても最重要なことだと考えていたのです。
では、当時の佐倉順天堂について触れておきましょう。オランダ書物から得た西洋医学の知識に基づき、西洋医術を実地として応用、成功させました。よって、西洋式の無麻酔で外科手術を行い、同時に医学教育指導も実施しました。
医学の学理は「教材は患者にありて」とし、実地教育に尽力していたのです。二代目堂主の尚中は順天堂をさらに充実させ、1867年には近代的西洋病院「佐倉養生所」を現在の佐倉麻賀多神社前に創立しました。
泰然や尚中が活躍した頃の順天堂はオランダ医学の講義と実地医療が並行して実施され、中でも優秀な外科手術は当時の医学から考察しても最高水準を極めていました。
よって、その名声は世に広まり、全国各地より多数の門人が集ったのです。さらに、臨床、蘭学、一般医学を学ぶために多くの塾生も集い、その数は幕末から明治にかけて約1000人とのことです！
ちなみに、佐倉順天堂は戦後の一時期は閉鎖されていましたが、現在は順天堂記念館に隣接する順天堂医院として受け継がれ、現在も開業されています。
２・西洋医学関連書籍の買取価格一覧
佐藤尚中及び佐倉順天堂が我が国の医学に取り入れた西洋医学に関する書籍、買取致します。
・『幕末から廃藩置県までの西洋医学』：買取価格＝200円
・『臨床家のための舌診のすべて―東洋医学・西洋医学の融合』：買取価格＝1500円
・『漢方治療の試み―各科の西洋医学的難治例に対する』：買取価格＝1000円
・『痛みのマネジメント―西洋医学と鍼灸医学からのアプローチ』：買取価格＝300円
・『青木周弼の西洋医学校構想』：買取価格＝1000円
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Ⅲ．千葉大医学部の歴史
【その歴史は60年以上】
（１）千葉大医学部のルーツとは?!
１・大学のはじまりは病院だった?!
1874年、千葉町、登戸村、寒川村などの住民が醵金し、共立病院を創立したのが始まりです。その後、1876年に公立に移管して千葉病院となりました。同時に、院内に医学教場が付設されたことによって医学の教育・指導が始まりました。
1882年、県立千葉医学校と改組され、附属病院も併設されました。こうして、医学教育を中心とした活動が本格化したのです。
1887年の官立に移管後は第一高等中学校医学部、第一高等学校医学部、千葉医学専門学校、千葉医科大学と変遷。1949年、国立総合大学として千葉大学医学部となりましたが、その歴史だけでも60年以上になります。
が、それ以前にも様々な研究業績によって全国的に知名度が高まるなど我が国の医学界の発展に大きく貢献してきたのです。
２・受験用参考書・問題集の買取について
当店では千葉大学をはじめ、千葉の医歯薬系大学の赤本、医師国家試験や看護師資格などのテキストや問題集も買い取らせて頂きます。また、中学・高校・大学受験の参考書や問題集でも構いません。
医学部をご卒業予定の学生様、他の道に進まれたことで医学書や参考書などがご不用になりましたお客様、千葉での医学書買取は、あさゆう堂です。ぜひ一度お問い合わせください。
当店では、あらゆる医学書をはじめ、様々な専門書を買取しております。
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