目次
Ⅰ・華岡青洲の医学伝
(1)乳癌手術のルーツは永富独嘯庵の著書か?!
(2)麻酔開発!青洲、患者への思いやり
(3)青洲の執念、ここに実る!乳癌手術、大成功!!
(4)和歌山で語り継がれる青洲
(5)手術書に関する買取価格と医学書の買取事項
Ⅱ・和歌山県内の医歯薬系大学
(1)医学も看護学も学べる!和歌山県立医科大学
(2)受験用参考書、問題集の買取事項と買取価格
Ⅰ・華岡青洲の医学伝
(1)乳癌手術のルーツは永富独嘯庵の著書か?!
1760年、華岡直道の長男として木の国那賀郡名手荘西野山村(現在の和歌山県紀の川市西野山)にて生を受けました。
1782年、京都にて吉益南涯に古医法を三か月間学びました。これに続いて、大和見水よりカスパル流外科(オランダ商館のドイツ人医師カスパル・シャムベルゲルが1650年から翌年にかけて日本に伝えた外科術)を1年間学びました。
さらに、見水の師・伊良子道牛が確立させた「伊良子流外科」(古い東洋医学と蘭式外科学の折衷医術)を学びました。その後も京都を拠点に医学書や医療機器を収集し、その中でも乳癌の治療法が記された『漫遊雑記』(永富独嘯庵・著)に多大な影響を受けたのです。
(2)麻酔開発!青洲、患者への思いやり
1785年、父・直道の後継となるべく帰郷し、開業しました。そして、手術による患者の苦痛を和らげるべく麻酔薬の開発を始めました。その研究を重ねた結果、曼荼羅華の実と草烏頭を成分とする6種の薬草に麻酔効果があることを発見しました。
そして、動物実験を重ね、麻酔薬を完成させはしたものの、人体実験を行う直前に行き詰まったのです。そこで、実母・於継と妻・加恵が「実験台になる。」と申し出て、数回に渡っての人体実験を行った結果、全身麻酔薬「通仙散」(別名「麻沸散」)は見事に完成しました。が、その代償として於継は絶命し、加恵は失明しました。
また、「通仙散」以外に、漢方薬「十味敗毒湯」、軟膏「中黄膏」、漢方薬「紫雲膏」などを考案し、現在でも治療に使われています。
(3)青洲の執念、ここに実る!乳癌手術、大成功!!
1804年、大和国宇智郡五條村(現在の奈良県宇智郡五條村)に在住していた60歳の女性・藍屋勘の乳癌摘出手術の際に通仙散で全身麻酔をし、手術を成功させました。
やがて、この手術は全国的に広まり、医師・青洲の名は高まりました。そして、多くの患者が治療のために彼を訪ねる一方で医学を志す者が次々と彼に入門しました。青洲は入門者を育成するべく医学校「春林軒」(青洲の住居、病院も兼ねています)を創設しました。多くの門弟が「春林軒」から巣立ち、彼らが“華岡流外科医術”を世に広めました。
ちなみに、青洲は手術の際には、蘭式縫合術やアルコール消毒を積極的に行いました。また、乳癌以外に、膀胱結石、脱疽、痔などあらゆる手術を行いました。
1813年には紀州藩の「小普請医師格」に任じられましたが、青洲の考えから「勝手勤」(自宅で医療活動を行っても良いとする制度)が許可されました。その後は1819年に「小普請御医師」、1833年に「奥医師格」となりました。
(4)和歌山で語り継がれる青洲
1835年、76歳で亡くなりましたが、1919年に「正五位」、1952年にアメリカはシカゴの国際外科学会付属栄誉館に祀られました。そして、青洲を顕彰するべく和歌山県紀の川市西野山に設立されたテーマパーク「青洲の里」が設立され、現存する「春林軒」などが一般公開されるなど、医学・医療を大きく発展させた青洲の功績を今もなお語り継いでいるのです。
(5)手術書に関する買取価格と医学書の買取事項
あらゆる手術に取り組み、成功へと導いてきた青洲。この項では、手術に関する医学書(手術書)をピックアップし、当店の買取価格と併せて下記にてまとめてみました。
・『ゾリンジャー外科手術アトラス 原書第9版』:買取価格=5000円
・『イラストレイテッド外科手術―膜の解剖からみた術式のポイント』:買取価格=2500円
・『外科医が修得すべき 乳がん手術』:買取価格=2000円
・『乳腺外科手術アトラス』:買取価格=4000円
・『Maingot's Abdominal Operations 12th Edition』:買取価格=2000円
和歌山県内にお住いのお医者様で病院や診療所、クリニックを移転または閉院することが決まったために大規模な医学書買取をご希望の場合でも30箱以上のダンボール箱を手配することも可能です。
また、お引越しなどの際にご不用になった医学書を処分してほしいとお考えのお客様、お亡くなりになられたご家族が生前に愛読されていた医学書の買取・引取・処分に関することでしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
新品で購入した際に定価が非常に高価だった医学書や専門書、希少価値の高そうな古くて珍しい医学書や海外の医学書(洋書)を「大型チェーン店にて買取ってもらったところ、予想以上に安く買い取られてしまった…」という経験をなされた方も多いと思います。そんな経験をされました方こそ、あさゆう堂を強くおすすめします。
あさゆう堂は、高価買取が自慢の古書買取専門店です。また、お客様方が気になる査定ですが、経験と知識が豊富な店主が一点ずつ慎重かつ丁寧に厳選させて致しておりますので、かなり自信がございます!
とにかく医学書を中心に買い取っておりますので、大手古書チェーン店のような非常にお安い金額での買取ではなく、高価買取が大きな特徴なのです。
※ただし、書籍の状態などによっては、買取金額が安くなることや買取不可能になる可能性もございますので、まずはお気軽にご相談ください。また、単純にご不用になりました医学書を処分したいというお客様は、無料での引取・処分も可能です。医学書の処分にお困りのお客様は、あさゆう堂へお気軽にご相談下さい。
Ⅱ・和歌山県内の医歯薬系大学
(1)医学も看護学も学べる!和歌山県立医科大学
和歌山県内の医歯薬系大学ですが、和歌山県立医科大学のみです。医学部と保健看護学部が設けられていることから、医師を目指す方と看護師を目指す方それぞれにニーズに対応しているのです。
歯学部、薬学部、その他の医療系の大学はございませんが、医療系の専門学校はいくつかございますので、下記にてまとめてみました。
大原簿記法律&美容製菓専門学校和歌山校、大原情報医療保育専門学校和歌山校、和歌山YMCA国際福祉専門学校、和歌山社会福祉専門学校、和歌山コンピュータビジネス専門学校、和歌山県立なぎ看護学校、和歌山県歯科衛生士専門学校、和歌山県立高等看護学院、紀南看護専門学校、和歌山看護専門学校、和歌山市医師会看護専門学校、日高看護専門学校、野上厚生総合病院附属看護専門学校、和歌山市医師会看護専門学校、和歌山赤十字看護専門学校
コンピューターや簿記に特化した学校もありますが、医療系の学科・コースが充実していることに驚きです。
(2)受験用参考書、問題集の買取事項と買取価格
当店では、上記の大学をはじめとする赤本はもちろん、医師国家試験や看護師資格試験に関するテキスト、問題集、参考書も買取らせて頂きます。
まずは、和歌山県立医科大学の赤本5年間分(2011年~2015年まで)の買取価格を比較して頂きたく、下記にてまとめております。ぜひ、参考下さい。
・『和歌山県立医科大学(医学部) (2015年版大学入試シリーズ)』:買取価格=500円
・『和歌山県立医科大学(医学部) (2014年版大学入試シリーズ)』:買取価格=400円
・『和歌山県立医科大学(医学部) (2013年版大学入試シリーズ)』:買取価格=300円
・『和歌山県立医科大学(医学部) (2012年版大学入試シリーズ)』:買取価格=200円
・『和歌山県立医科大学(医学部) (2011年版大学入試シリーズ)』:買取価格=200円
他にも、中学・高校受験の参考書や問題集も大丈夫です。また、医療系資格の予備校テキストや問題集、テキストや問題集も買取可能です。通信教育のテキスト類や問題集でも未使用の場合は、買取可能です。万が一、書き込みをはじめコンディションが悪い状態でしたら、一度お問い合わせの上、ご相談頂くことをおすすめします。
医学部をご卒業予定の学生様、他の道に進まれたことによって医学書や参考書、テキスト類がご不用になりましたお客様は、あさゆう堂をご利用ください。和歌山県での医学書及び医療関連書の買取につきましては、ぜひ一度お問い合わせください。
※ただし、看護師を目指す方々に愛用されております『系統看護学講座』シリーズは、市場に多く出回っていますので、買取価格がお安くなる可能性がございます。もし、お売りになりたいとお考えのお客様は、一度ご相談ください。
もしも、和歌山県にお住いのお客様で過去の買取事例が気になるようでしたら、ぜひコチラをご参照ください。
あさゆう堂では、医学書を中心に様々なジャンルの専門書を買取しております。
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和歌山市、海南市、紀の川市、橋本市、有田市、田辺市、岩出市、日高郡、西牟婁郡、東牟婁郡、有田郡からの医学書や医療専門書の買取、引取、処分に関しましては、あさゆう堂をご利用ください。
和歌山県での医学書買取は、あさゆう堂まで。0120-711-723(携帯電話からでも大丈夫です!)まで、ぜひともお気軽にお問い合わせください。
和歌山県のみなさまからのご連絡を心からお待ち致しております。